研究トピックス
主な研究トピックスをご紹介します。各バナーをクリックすると詳細ページを別ウィンドウで開きます。
2015年3月17日に発生した磁気嵐(“St. Patrick's Day Event”)の予測について
3月17日~21日にかけて発生した地磁気嵐及び関連現象についてまとめています。
GAIA 大気圏-電離圏結合モデル
GAIA(Ground-to-topside model of Atmosphere and Ionosphere for Aeronomy)プロジェクトは、これまで別々に開発されてきた大気圏モデルと電離圏モデルを結合し、全地球大気のシミュレーションモデルを開発します。
このモデルが実現すれば、地球大気上下結合などの超高層大気分野の未解明課題において有力な研究手段を提供できます。また、GAIAモデルに観測に基づくデータを入力・融合し、現実の超高層大気変動の再現を目指します。
このモデルが実現すれば、地球大気上下結合などの超高層大気分野の未解明課題において有力な研究手段を提供できます。また、GAIAモデルに観測に基づくデータを入力・融合し、現実の超高層大気変動の再現を目指します。
2011年3月11日東日本太平洋沖地震に伴う電離圏擾乱
2011年3月11日14時46分(JST)に発生したM9.0の東北地方太平洋沖地震の後、数分~数時間にかけて、大気波動(音波、大気重力波)が高度250km付近まで到達したことを示す現象が電離圏の内部で観測されました。
TEC変動やイオノグラムの図を地震後の時間ごとに抽出し、観測結果をまとめています。
TEC変動やイオノグラムの図を地震後の時間ごとに抽出し、観測結果をまとめています。
2012年 金環日食
2012年5月21日の金環日食時の電離圏シミュレーションや、平磯太陽観測施設のHα望遠鏡で観測した太陽画像、太陽電波観測システムで観測した2.8GHz太陽電波強度の変化についてまとめています
2009年 皆既日食
2009年7月22日に日本では皆既日食が見られましたが、その際に観測された日食の影響による電離圏の変動について、イオノゾンデ、TEC(全電子数、Total Electron Content)の観測、および熱圏・電離圏シミュレーションを用いた解析結果を報告します。
2001年 しし座流星雨
2001年11月19日のしし座流星群では日本において大きな流星雨イベントが見られましたが、その際に得られたイオノグラム上のエコーと流星雨の関係から、流星がスポラディックEの活動度に影響を与えるか調べた結果を報告します。