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第13回宇宙環境シンポジウム

  11月1日(火)-2日(水)、小金井本部国際会議室において、「第13回宇宙環境シンポジウム」(主催:情報通信研究機構、宇宙航空研究開発機構)を開催しました。本シンポジウムでは、太陽風-地球磁気圏相互作用、宇宙飛翔体近傍環境、宇宙天気予報、帯電放電、宇宙飛翔体プラズマ相互作用、放射線防護技術等の課題を、理学的・工学的な両側面から取り上げ、各分野の研究者間の知識共有を深めることで相乗効果を引き出し、宇宙開発・宇宙環境利用の発展に寄与することを目指しています。
 13回目となる今回のシンポジウムには、国内外の研究機関や民間企業等から2日間で75名が参加致しました。研究発表は、人工衛星不具合に対する宇宙環境の影響の割合や衛星帯電解析ツールによる静止衛星の衛星帯電の評価など、全部で31件(内NICT発表6件)あり、いずれも活発な質疑応答が行なわれて、宇宙天気と衛星障害の関係等についての様々な知見が得られました。
 また、2日目の昼休みには当研究室の宇宙天気予報センターの見学ツアーを実施し、NICTの宇宙天気予報に関する研究開発や予報業務について紹介しました。
 私達は、今中長期計画において、人工衛星の安定運用に不可欠な宇宙環境の把握・予測を目指す研究開発の実施を掲げており、衛星毎のリスク評価を目指した「テーラーメード宇宙天気」の実現に向けて本シンポジウムの活動を活用していきます。
細川理事による開会挨拶 講演の様子 宇宙天気予報センター見学の様子
本シンポジウムへの参加者

関連サイト


「宇宙天気」解説ポスター&パネル

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